東京都支部『第4回造園コンクール』 作品<1>
2011年10月22日(土)〜30日(日)にかけて東京都・日比谷公園内で開催されている東京都支部『第4回造園コンクール』の作品を掲載します。どれもアイデアと技の光る作品です。



秋雨がやみ、朝露が輝く中、木々の間で小鳥たちが囁きあう。澄みきった空の下、黄金色に身を染めた木の葉は悠然と舞い踊り、魅了する。
夕闇が差し迫る頃、どこからともなく虫たちの歌声が聞こえてくる。月明かりの中、都会の喧噪を忘れ、心地よいひとときを過ごす夜長。

我々がどんな癒しを人々に提供できるか?
その可能性を求めて…
例えば小鳥の囀りで目が覚める庭
![]() | 東京都支部長賞 |
日々、忙しく過ごしている私達は、季節を楽しむ余裕を忘れているのかもしれません。ちょっと覗いてみて下さい。変わったお客さんがお月見をしていますね。
皆さんも様々な角度から「お月見」を楽しんで頂けると幸いです。
皆さんも様々な角度から「お月見」を楽しんで頂けると幸いです。

敢闘賞 | ![]() |
冬の庭を楽しむ手法として、松の雪吊りや藁ボッチ、松葉敷と代表的な技術を取り入れました。先に起きた大震災など自然災害や家の建替えで必要としなくなった瓦や石灯籠の一部を再利用して、蹲踞の材料としました。また竹細工は裏山の竹を用いて、身近にある材料を使った、昔の植木屋の遊び心を感じて頂ければと思います。

![]() | 敢闘賞 |
秋になると日暮も早くなり、段々寒くなって来て、何故か人恋しくて、さみしさを感じてしまいます。草木は紅葉し、枯れはじめ、冬へと向かいます。秋のはかなさ、さみしさを感じていただけたら。。。と思います。
「となりはとなり、僕は朴」
「となりはとなり、僕は朴」

作品タイトル『秋、染み染み』設計・施工:玉川造園組合青年部 | ![]() |
夕闇が差し迫る頃、どこからともなく虫たちの歌声が聞こえてくる。月明かりの中、都会の喧噪を忘れ、心地よいひとときを過ごす夜長。

![]() | 作品タイトル『癒し』設計・施工:東京庭職組合 |
その可能性を求めて…
例えば小鳥の囀りで目が覚める庭