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園芸用工具

移植鏝・ガーデンフォーク・草掻き・鋤・鍬・鎌・篩・如雨露



1.いしょくごて
 土を掘ったりすくったり、草花の定植、移植、または球根の植え付けなどに用いられる小さなショベル状の道具。園芸では非常に頻繁に使用される。
 材質は鉄やステンレスが主流であるが、材質が貧弱だと柄の付け根が折れ曲がったりする。選ぶときは、暑さが1mm以上で、裏側を見て柄の付け根のくぼみの部分に折れ止めがついているのがよい。


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2.ガーデンフォーク
  木製の柄の先に、フォーク状の金属がついたもので、先端で突いて、固くなった土を崩すのに用いる。特に、植え付け前に、プランターの中の土をほぐすのに最適である。


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3.くさかき
  長い柄の先に半円形の刃がついている除草用具。立ったままの姿勢で使うことができる。分類上は鍬の一種とされるが、普通の鍬よりも刃が鋭利につくられている。


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4.すき
  地面に穴や溝を掘ったり、土をすきとったりするのに用いる用具。台(先端が刃の部分)と柄とを1本で作り出し、柄尻がT字型になっており、鋤台の肩を踏んで地面に垂直に挿入することができる。
 現在はスコップが使われ、あまり一般的には用いられない。


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5.くわ
  土の耕作、整地、除草と園芸作業に幅広く用いられる農具。苗床や花壇づくりに使われる。先端に刃をつけた平たい鉄板に、長い木製の柄をつけた形が一般的であるが、刃先が3本にわかれたものもある。
 弥生時代の出土品のなかにもあり、相当昔から使われていたことがうかがい知れる。


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6.かま
  木製の柄の先端に、半月型の刃をつけたもの。草を刈り取るのに用いる。
【主な種類】
鋸鎌/刃の部分が鋸じょうになっている鎌。茎が丈夫な草を刈るのに適する。
草刈り鎌/最も一般的な草刈り用の鎌で、刃渡り10cmくらいの小型のものから、20cm前後のものが使いやすい。下の写真のように柄が長いと立ったまま作業ができて楽である。


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7.ふるい
  用土の粒をふるい分け選別するための道具。ふるいの目は、JIS(日本工業規格)により10種類の大きさがあるが、園芸用には1.0 1.5 3.0 4.5 6.0mmも5種類を用意しておけば、たいていの場合は間に合う。


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8.じょうろ
  水を雨滴状に散水するための道具。水を入れる容器から突き出たパイプ状のアームの先端に、蓮の実状の穴のあいた口を取り付けたもの。水を出したときに水流の筋がよれないのがよい。 


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