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ヤ・ラ・ワ行

ユニバーサルデザイン universal design 【般】
 障害者,高齢者,健常者等の区別なく,誰もが分け隔てなく使え,歩け,住まえるような商品,街,公園,住宅を設計・デザインしようとする試み。バリアフリーの考え方を発展させたもの。

ライトアップ light up 【デ】
 投光器(スポットライト)で樹木やガーデンオブジェなどに照明を当て,光の演出をすること。夜のガーデンシーンをつくる大切なテクニック。地面に固定するものもあるが,手軽に動かせるように,土につきさすタイプのものが便利。

ライトコート light court 【建】
 採光や日照,通風をよくするために庭を取り囲む形にする住宅設計の方法。光の庭の意。ライトコア,ライトウエルとも呼ぶ。

ライフサイクル・アセスメント LCA(life cycle assessment) 【環】
 ひとつの製品が製造→使用→廃棄または再利用されるまで,すべての段階における環境への影響を総合的に評価する方法。数値としては,投入されるエネルギー量,材料の使用量,排出される二酸化炭素量などが使われる。たとえば,消費段階では二酸化炭素の発生する量が少ない製品でも,生産や廃棄段階まで合わせると無視できない製品もあり,同じ機能を持つ2社の製品を比べたり,旧型製品と新型製品の環境への負荷を比べたりするのに役立つ。欧米諸国などへ製品を輸出するに当たり,LCAによる評価が求められるケースが増えてきつつあり,日本企業の中でも,LCAを本格的に導入する企業が増えている。

ライフサイクル・マネジメント life-cycle management 【建】
 建設物の構想・計画段階から供用期間を経て解体に至る過程を考えて,企画・設計・施工・管理を総合的に行う方法。

ラムサール条約 Ramsar Convention 【環】
 水鳥の生息地である湿地を守るために,1971年にイランのラムサールで採択された条約のこと。正式には,特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約という。条約加盟国は重要な湿地を登録し,保護する義務を負う。日本は1980年に加入した際に釧路湿原が登録,その後,伊豆沼・内沼,屈斜路湖,ウトナイ湖,谷津干潟,琵琶湖などが登録された。1993年に釧路で行われた締結国国際会議では新たに5か所が加えられ,現在では11湿地が登録されている。

ランドシャフト landschaft〈独〉 【般】
 ドイツ語で「ランドスケープ(landscape)」を表す。

ランドスケープ  lanndscape 【般】
 ランド(land)とスケープ(scape)の合成語で風景,眺望,景観などを意味する言葉。

ランドスケープ・アーキテクチャー landscape architecture 【般】
 直訳すれば「景観建築」となるが,一般的に「造園」と訳される。19世紀の中頃のアメリカ合衆国,ニューヨークのセントラル・パークの設計者であるフレデリック・ロウ・オルムステッド(Frederick Law Olmsted)によって提唱された。

ランドマーク land mark 【デ】
 その地域,地区,敷地を象徴する景観要素をいう。地域レベルでいえばニューヨークの自由の女神やパリのエッフェル塔や凱旋門,地区レベルでいえば,その場所のアイデンティティとなるような歴史的な建造物など,個人の敷地レベルでいえば,大きな独立樹などがランドマークに当たる。

ランナー runner 【植】
 親株から長く伸び出し,先端には子株をつける茎。ランナー繁殖も行え,根を出した子株を切り離して鉢上げする。

ラビリンス labyrinth 【施・史】
 本来は迷宮の意味だが,造園では低い生垣でつくられた迷路のことをいう。ヨーロッパでは16世紀頃から庭園のなかにラビリンスがつくられた。「メイズ」ともいう。

リガーデン re-garden 【工】
 造園連が主張している庭の改造,ガーデン・リフォームのこと。

リニューアル renewal 【建】
 建て替えでなく,建物の外観・インテリアなどの改修。

リノベーション renovation 【建】
 建物の更新のための工事。歴史的建築物の外装や設備を修理して更新すること。

ルーフガーデン roof garden 【ス】
 「屋上庭園」のこと。

レイズドベッド raised bed 【園】
 縁をレンガや石で囲った,床面を高くした花壇のこと。腰をあまりかがめずに観賞し,手入れができるので,高齢者にはうれしいバリアフリー,ユニバ−サルデザインに配慮したスタイルである。

レクリエーション recreation 【環】
 余暇,自由時間のなかで,休養,娯楽,修養,気晴らしなど心身のリフレッシュ効果を期待する時間の使い方を意味する。

レッド・データブック red data book 【環】
 絶滅の危機に瀕している動植物を示した刊行物で,IUCNがまとめている。1966年に刊行開始。 表紙の色に危険を表す赤を使ったことから,この名前がつけられた。日本では1989年,自然保護協会と世界自然保護基金日本委員会の手で刊行された。

ローカル・ハビテーション local habitation 【他】
 都市圏に住む高年齢者などが農山漁村に移住し,自然に囲まれた生活をすること。

ロゼット rossete 【植】
 植物の節間が極度に短くなり,葉が水平方向に伸びて,地面に張りついたように見える状態のこと。

ロックガーデン rock garden 【ス】
 傾斜地を利用したり,岩や石などを組み上げ,自然の岩山のようにつくった花壇のこと。水はけのよい環境を好む高山性の植物や,小型植物を岩の間に植え込んだスタイルをもつ。 

ロフト loft 【建】
 屋根裏。工場・倉庫などの上階。

ワイルドフラワー wildflower 【園】
 自生の草花の種子をブレンドして草地に播き,花畑のような自然風の花の景をつくる方法。春と秋に播くだけで3月から11月まで季節に応じた花を咲かせる。メンテナンスは梅雨時に若干刈り込むことと,冬場に霜枯れした葉茎を刈り取る程度でよい。

ワーカビリティ workability 【工】
 コンステンシーによるコンクリートの打設のしやすさの程度。

ワシントン条約 Washington Convention 【環】
 絶滅の危機に瀕している野生生物の保護を目的にした条約のこと。正式には,絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約という。希少な野生生物が捕獲・売買で絶滅しないように,その商取引を規制したもので,個体だけではなく,はく製や牙,毛皮なども規制の対象で,約1000品目の取引が規制されている。一部の国では特定の種に関して規制の適用を留保している。1973年に採択,日本は1980年に加入している。なお,日本は条約違反の輸入が多く批判されてきた。



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日本造園組合連合会
(略称:造園連)

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